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お約束のとおり・・おでんの話し再開です。

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    さて、おでん屋の親方のお店の話に一気に戻ります。一度、ここの話をちゃんと終わらせてから出ないと・・どうも『私』の文章は、話があっちへ行ったりこっちへ行ったりするものですから()

     

    親方との出会いで『私』の人生まで変わります・・とりあえずは、そのあたりまでを。

     

    3皿目のおでん・・キンキの酒蒸しに『俺の作ったおでんの出汁をかければ、すなわちそれはおでんだ!!』と言う強烈な無茶を言う親方。おまけにそのキンキには仕事がしてあって・・。仕事のしてあるおでんなんて生まれて初めて食べました。

     

    4皿目5皿目も続いて書きます。『口直しだ・・食べてみな』・・と出された皿の上には・・どう見てもデザートの様なものがのっています。これだけ『私』の考えが及ばないものが続いてくると、もう・正直に分かりませんと聞いてみるしかありません。『おやかた・・これはデザートですか?』と聞くと『馬鹿言うんじゃないよ・まだ3皿ぐらいしか出してないのに、デザートって事はないだろう、口直しって言っただろう・これもおでんだよ!!』と・・。

     

    どこからどう見たって『デザート』にしか見えません。細かくちぎったキャベツのようなものがゼラチンで固められているのです。『私』なら、流し缶に真四角に流して、きっちりと四角に切り分けてしまうのですが、親方は、アイスクリームをすくうスプーンのようなものでお皿の上に盛り付けていました。(写真がないのが残念です)

     

    ゼラチンの柔らかな塊の中に、多分ちぎった後で火を通してあるのでしょう、細かなキャベツのようなものが。『春キャベツさ』と一言。しかし、何でこれがおでんなのでしょうか?。

     

    『これにな・・冷たいおでんの出汁をかけるのさ』ああっ・・どこまで行っても『俺の作ったおでんの出汁をかければ、・・すなわちそれはおでんだ!!』なんですね。葛を引いて冷やしてある出汁がトロリとかけられています。

     

    『スプーンで食べな』と言われ、一口分をすくって食べてみると・・確かにおでんなのです。しっかりとおでんの味がします。見ただけでは分かりませんでしたが、ゼラチンの部分もちゃんと薄いおでんの出汁で作られているんです。

     

    『春キャベツもおでんの出しで火を通してあるのさ』と・・もう、ここまでくると次のおでんに対する期待は半端なものではありません。

     

    一番最初に出てきた『カブと海老とオクラ』のときに『おでんの最初は大根じゃないんですか?』と聞いて『大根もあるけどな・・』と、親方が言った大根が出てきました。『普通ですねぇ』・・と思わず口にしてしまいました・・見た目は実にシンプルな大根です。 『普通かどうか、食べてみろ』・・やっぱりだぁ・・何かしてあるんだ・・そうだと思ったんだぁ。と、箸を入れてみると・・ほろりと崩れる大根は中にすり身が仕込んであるのでもなく、至って『普通の大根』なのです。

     

    これで普通じゃないと言うのなら、それは味付けが特別な訳です。だんだん自分がおでんにはまっていくのが分かります!!。

     

    で・・一口・・・・・・。何てことでしょうか、ものすごくいろいろな味がするのです。鶏出汁・鰹出汁・イリコ出汁のような・・昆布出汁も感じる・・。当時の『私』は(現在も・・かも)舌が特別すばらしかった訳でもなく、感性がとがっていた訳でもありません。何より、今の自分でもこれだけ沢山の味を区別できるかどうかは解りませんから。

     

    でも、確かにその気にはそれが感じられたのです。一つ一つの味わいが、ちゃんと・・こんな『私』でも分かるように、理解できるような味付けなのです。『すごい!!!』って一言(私が)。『ほぉ・・すごいって分かるだけでもたいしたもんだな』と、親方。さらに『まぁ、誰にでも美味しいって分かるようにしてないと、おでんじゃないんだけどな』・・と。

     

    『私』の考えていたおでんとは、まったく時限の違うものが次から次へと出てくるのです。

    後・・もう少しでひと段落ですが、この続きはまた。

    コメント
    親方のブログを読むのが『朝礼』になってるボク・・・(笑)

    『まぁ、誰にでも美味しいって分かるようにしてないと、おでんじゃないんだけどな』

    コレは深いですよね、、、

    アーティストに近いデザイナーのように感じます

    • ヨダッチ
    • 2011/02/17 10:09 AM
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